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【No.26 平成19年7月】

日本アイアイ・ファンド拡大理事会報告

日本アイアイ・ファンド代表
島 泰三

時:2007年7月13日午後5時半より
所:本郷三丁目名曲喫茶「麦」

議題1 2007年1月〜6月活動および会計報告
 本期間は、マダガスカルでの活動がなかったので、予算を使ったのはトヨタ環境助成によるプロジェクター購入だけでした(141,800円)。寄付金収入については次回にまとめて報告いたします。

1月21日、TBS「どうぶつ奇想天外」でインドリ紹介など。

1月22〜26日、ラジオJウェーブで小黒さんと対談。マダガスカルの話など。

1月25日、ハノーバー大学よりアンジアマンギラーナ監視森林のネズミキツネザルが新種だったと報告あり(ホームページで紹介中、右:佐藤純子さん描く)。

1月27日午後2時から4時。於:東大山上会議所2F研修室。

2月7日TBS「一秒の世界」でアンジアマンギラーナ監視森林の大山火事。

2月17日〜19日、日本アイアイ・ファンド(6名)とグループ助け合い(10名、横浜:清水雅子理事長)の合同旭山動物園視察旅行(ただの観光旅行ですが)。

2月18日(日)「どうぶつ奇想天外」でチンギのカンムリキツネザル

4月、「翼の王国」(全日空機内誌)で4月号から島泰三「水族館紀行」の連載掲載開始。

4月21日、「銀座十字屋午後のサロン」で、「森よ永遠なれ〜マダガスカル「時の箱舟」作曲者の庄司龍さんとともに〜」講演会。「時の箱舟」の3曲の映像(正木徹編集)を発表。

3月、北九州市「シファカ計画」報告書作成。

5月14〜16日、大分県宇佐郡院内の日本アイアイ・ファンド耶馬溪山荘完成記念式典(実態は、岩野理事の隠居所落成)。参加者12名。アイアイ・ファンド耶馬溪山荘に泊まったのは、岩野、庄司の二人組のみ。残りは正木さん友人の湯布院別荘に宿泊。アイアイ・ファンド初の山荘の行く末が案じられる。

5月25日、野村自由学校(野村証券の会議室で放映)で「アイアイと自然保護」の放送。

5月29日、ロレックス賞に応募。

6月20日、学習研究社より島泰三著「人はなぜ立ったのか―アイアイが教えてくれたこと」刊行。


議題2 2007年7月〜12月活動および予算計画

1 ロレックス賞応募プロジェクト関係

プロジェクト名:マダガスカルにおけるレムール類の分布調査

プロジェクト概要:12チームによる一区画5キロメートル四方の区画を全国で実地調査し、レムール類3科31種の分布図を作成する。

プロジェクト期間および費用:4年間総額5,145,800 ドル(約6億円)

調査対象地域の図面作成中(一部展示します)

調査対象地域を指定するために、50万分の1地方図を元に、5キログリッドを作成する(スキャン終わり。コンピューター上でグリッドを引き、データを入れるために、ソフト開発中。担当:赤松拓、7月末完成予定)。

データ入力作業(8月から2ヶ月程度)

現地調査:アンジアマンギラーナ監視森林の調査、撮影の機会に同時にできる区画を調査する(10月、11月を予定)。

今後の本プロジェクト体制について:

第一に、ホームページで調査必要地域を示し、全世界の有志に参加を募ります。

第二に、分布情報などの作業を進め、研究支援プロジェクトに応募します。これは、マダガスカル全土の植生を衛星写真から読み取り、5キログリッドに反映させるものです。

第三に、日本と全世界の保護基金に、このプロジェクトへの参加を呼びかけます。


2 トヨタ環境支援プログラム関係

10月〜11月に島、正木、庄司が現地に入り、調査、映像撮影、作曲を行います。今年は、公衆トイレプロジェクトの現地資料収集最終年にあたりますので、保護区の現状だけでなく、周辺住民の映像資料なども徹底的に収集して、来年度の編集作業に続けます。


3 保護区管理関係

現地へは7月末にTBS「不思議発見」チームが入り(9月15日午後9時より、放映予定)、これにマダガスカルアイアイ・ファンドが協力する予定。このときに、10月〜11月の調査、撮影、管理事業の詳細をマダガスカルアイアイ・ファンドに伝達し、現地側の準備を調整してもらいます。例年どおり、防火帯の建設などが中心ですが、バナナプロジェクトをさらに推進したいと計画中。

10月〜11月、島、正木、庄司、現地入り。撮影は10月中。


議題3 その他

 学習研究社から「人はなぜ立ったのか―アイアイが教えてくれたこと」の印税の一部を、日本アイアイ・ファンドに寄付。印税でアイアイ・ファンドの活動をまかなうという当初(1997年)の計画に、「大きく」前進した(するかな?)。

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