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日本アイアイ・ファンドはマダガスカルの自然と希少動物の保護のために活動することを目的に2002年1月25日に設立されたもので、マダガスカルのNGOや国立機関との友好、協力関係にあり、賛同者のボランティア精神に基づいて運営されています。 2002年10月7日にアンジアマンギラーナ監視森林(政府管轄下の自然保護区:14,380ヘクタール)が指定され、2003年2月27日からマダガスカルアイアイ・ファンドに管理が委託されました。保護地域管理計画書(12月15日策定)に基づき、2004年9月までに11キロメートルの防火帯が設置され、4基の境界標識と2基の案内板が建設され、現地の2村から合計6人の現地監視員が活動を始めました。 2004年には国際協力機構東京センターの「国際協力への市民参加支援資金補助」の援助を受け、2005年10月には「トヨタ環境助成プログラム」(3年間)に採択されました。保護区管理の継続事業のほかに、2006年1月よりバイオトイレの普及活動と自然環境保全のための映像記録が始まりました。 皆様のご支援、ご協力を心からお願いいたします。 アイアイとは… マダガスカルにしかいない原猿(レムール)です。体重3キロ弱、針金のような細い中指とリスのような鋭い歯と大きなひらひらした耳という特別な形をしています(アイアイ科のただ1種)。その数はごく少なく、ことに乾燥地帯の広がるマダガスカル西部では、マナサムディ山地のほかには世界遺産地域のチンギ・ド・ベマラハにしかいません。 鋭い歯で、ラミー(カンラン科)の種子の殻を削りあけ、中指をあけた孔にさしこんで、クルミのような中身を掬いだす特別な食べ方は、1984年に発見されました。 1998年には日本の協力によって繁殖に成功し、2001年にはそのお礼として、上野動物公園に一ペアが贈られました。 日本アイアイ・ファンドのこれまでの歩み(2001年11月から現在まで)はこちらをご覧ください ■アイアイ・ファンド事業内容【アイアイ・ファンド宣言はこちら】 1.マダガスカルの自然の保護と調査研究を支援する。 2.マナサムディ山地自然保護区の設立と整備、管理、運営を支援する。 3.NGOマダガスカルアイアイ・ファンド(代表、ランドリアンザフィ・アルベール、チンバザザ動植物園長、2000年4月結成)などの活動を支援する。 4.マダガスカル国高等教育省チンバザザ動植物園など、自然環境の保護と研究に関係する組織と協力して環境教育や人材育成を行う。 ■基金 必要な基金(年間)190万円 1.保護区管理費用(80万円):周辺地域の森林保護監視員10名の賃金と経費。 2.現地事務所経費(60万円):NGO常勤、補助職員の賃金諸経費。 3.保護区生物相調査費用(30万円):保護区設置に必要な調査。 4.周辺住民への支援費用(20万円):小中学校図書、保健所医薬品、植林活動などへの支援。 以上は1年間に必要な費用です。100年間、この森を維持しようとすれば1億9千万円が必要になります。 皆さんのご協力をお願いします。 ■賛同者(平成29年3月更新)【賛同者の言葉はこちら】 以下の方から賛同が寄せられています。(あいうえお順、敬称略)
■スタッフ 【NAF日本アイアイ・ファンドの人々】 代表:島泰三:理学博士、マダガスカル国シュヴァリエ、マダガスカルアイアイ・ファンド名誉会長 理事:相原芳樹:パリアイアイ・ファンド代表 理事:石原晃:NPO法人「森と海の共生」幹事 理事:岩野俊郎:北九州市「到津の森公園」園長 理事:小黒一三:月刊「ソトコト」編集長 理事:近藤弓子:下関・九州アイアイ・ファンド代表 理事:坂本龍一:音楽家ニューヨークアイアイ・ファンド代表 理事:佐々木伸雄:獣医学博士、東京大学教授 理事:清水俊介:(株)小林無線工業技術部長 理事:塚原高広:理学博士・認定内科医、東京女子医科大学 理事:中道高賀:前(株)名古屋椅子工業東京支店長 理事:長谷川寿一:文学博士、東京大学教授 理事:山口洋一:元駐マダガスカル国日本大使 理事:米倉伸子:染色家、トリプル・オー取締役 監事:山吉隆一:(財)工業所有権協力センター主席部員 WEB担当:小林水生:キツネザルを愛でる会会長 WEB担当:中野康範:(有)中野ソフトウェアサービス取締役 【MAFマダガスカルアイアイ・ファンドの人々】 創設会長:アルベール・ランドリアンザフィ:前チンバザザ動植物公園園長 2004年2月死去 代表:プレト・R・ラヴカチャ:薬学博士、アンタナナリヴ大学教授 事務局長:ジルベール・ラクトアリソア:理学修士、チンバザザ動植物公園動物部長 会計:ジュール・C・X・ラマシ 理事:マリー・クローディーヌ・ラヌルシュア:チンバザザ動植物公園動物栄養士 理事:ロラン・アンドリィアニリナ:前ソシエテTGSP所長代理 理事:ブルノー・A・ラヴェルソン:チンバザザ動植物公園動物部鳥類課 ■日本アイアイ・ファンド規約 1.名称 本会は「日本アイアイ・ファンド」と称する。 2.所在 本部事務所を東京に置く。必要に応じ、現地事務所を設ける。 3.目的と事業 マダカスカル国における自然環境の保護・回復を目的とする。 1.自然保護区の整備・管理・運営 2.自然環境の調査・研究 3.マダカスカル国の関連NGOの支援 4.その他、本会の目的に必要な活動 4.賛同者 本会は会の活動に賛同する人々(個人・団体)による募金によって維持される。 5.役員 本会の運営は代表・理事により行われる。必要に応じて顧問を委嘱する事ができる。 6.会議 総会は年に1回開催する。理事会は定例的に開催し、会の活動を決定し執行する。 7.監査 監事を置き、本会の会計を監査する。 8.友好団体 マダガスカルアイアイ・ファンドなど。 9.その他 この規約の実施の為に必要な規則等は理事会が決定する。 Copyright(C)2002-2024 Nihon Ayeaye Fund. All rights reserved. |