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日本アイアイ・ファンドのこれまでの活動(2001年11月から現在まで)

【設立前のこと】
1998年12月、チンバザザ動植物公園でアイアイの赤ちゃん誕生。
1999年12月、保護区予定地に調査基地建設。
2000年5月、保護区予定地域の総合調査。
2001年9月、上野動物公園にアイアイ贈呈。
2001年11月24日、NGO設立のための予備会議

【2002年】
1月25日、日本アイアイ・ファンド設立会議
 協力:マダガスカル展:愛知県犬山市モンキーセンター(期間:3月〜8月)
理事会:4月25日、5月17日、6月13日
7月1日、NAF日本アイアイ・ファンド設立パーティー、於;東京大学山上会館
 協力:マダガスカル展:群馬県立自然史博物館、(期間7月〜11月)
8月8日、マダガスカル政府、アンジアマンギラーナ指定森林を保護区に変換する仮承認。
8月30日、NAFとMAFとの「友好宣言」。日向正義在マダガスカル日本大使の立会い。MAFとチンバザザ動植物公園との間で「協力協定」締結。MAFは公園内に事務所を設置。
9月〜10月、MAF、保護区設定に必要な四つの段階(測量、住民への説明、保護区境界の標識の設置、関係者全員の会議)を開始。マダガスカル政府から保護区の仮許可。
9月14日、理事会
9月28日、群馬県立自然史博物館にて「マダガスカルのサルたち」講演(島代表)。
9月30日〜10月3日、NHKラジオ「深夜便」で、「マダガスカルの自然保護を語る」(島代表)
10月4日、保護区設置のための第二段階が終了。
10月7日、マダガスカル治水森林省はアンジアマンギラーナ「区分森林」(classified forest)を「監視森林」(forest station)に変更。
12月、ホームページ開設。理科教室一月号、ニュートン二月号でアイアイ・ファンドの紹介記事。
12月13日、アイアイ・ファンド懇親会。

【2003年】
2月27日 MAF(マダガスカルアイアイ・ファンド)、マダガスカル国マジュンガ州政府との間で保護区管理契約締結。
 協力:北九州市到津の森公園「マダガスカル展」(期間3〜5月)
3月、島代表、下関・北九州へ。
3月20日、理事会
4月22日、朝日新聞夕刊、「絶滅危機アイアイに保護区」記事
5月、拡大理事会
5月26日、朝日新聞朝刊、「ひと」欄に「アイアイの保護に尽くす霊長類研究者」として島代表紹介。
6月13日、島代表、NHK教育テレビ「視点論点」に出演。「アイアイの保護と国際協力」を語る。
6月23日、MAF会議。保護区設置完了までの第三段階と第四段階の予算と活動計画。
6月27日、環境・治水森林省大臣に面会。
協力:埼玉県こども動物自然公園で「マダガスカル展」(期間:7月〜9月)
7月1日、MAFと島代表、委託調査担当「森林調査会」との会議。
7月2日、MAFと「森林調査会」の合同調査団「総合報告書調査団」15名出発〜8月5日まで。
7月9日、保護区管理委託書公式授与式。
7月10日、アンジアマンギラーナでの地域会議、昼食会を300人で、ダンスは1,000人。
11月、NAFメンバー、17泊18日のマダガスカル視察。

【2004年】
2月13日、理事会、アルベール代表死去。
3月13日、読売新聞夕刊、「地球の顔21」に「無数の生命の源 保護訴え続ける」(島代表投稿)
4月30日、理事会
5月27日、チャリティーコンサート 於:東大農学部弥生講堂一条ホール。バイオリン佐藤野百合「時の箱舟」(庄司龍作曲)、ピエール・バルーとかずみ&マヤ「アミティエ」。佐藤純子著「Misaotraマダガスカル」出版記念、アイアイ・ファンド活動報告会。
7月17日〜25日、島、藤江(富津市役所)現地視察(国際協力機構、「市民参加事業」の補助による)。二村への発電機(診療所用)贈呈式。
7月20日〜8月15日、防火帯の設置(10キロメートル)、保護区監視員の選出、境界標識(4基)と保護区表示板(2基)の設置。
8月29日〜9月15日、マルゼブケリでの保護区内民家の問題について森林局と会議など。
9月25日、MAF2003年度事業報告および会計報告作成。アイアイ・ファンドTシャツ50着作製。

【2005年】
2月18日、理事会
3月11日〜5月24日、島代表マダガスカル滞在。
5月、ホームページ担当小林ゆき、マダガスカル視察。
7月15日、理事会
8月、MAF、保護区管理権について、マダガスカル政府と交渉。
9月12日〜10月14日、マダガスカル訪問(島代表、協和発酵コマーシャルフィルム撮影協力)。
10月8日、MAFとの会議
10月〜11月、MAF、マジュンガ州政府水資源局メンバーとともにアンジアマンギラーナ監視森林現地視察と現地作業。
11月10日、種保存会議で「マダガスカルのサルの現状と保護」講演(島代表)於:北九州市
11月11日 「音楽と対談の夕べ」、於:下関市唐戸町カモンワーフ、塩川寶祥日本空手道会宗家臨席。庄司龍作曲「時の箱舟」完成披露、岩野理事と小菅旭山動物園長との対談(出版決定!)。
11月25日、理事会
11月30日、ファンドプロジェクトが「2005年度トヨタ環境助成プログラム」に採用されました。
12月2日、理事会

【2006年】
本年度から、「ジャパン ヨガ カレッジ」より日本アイアイ・ファンドの自然保護区保全の活動に対して助成が始められた(12月)。
1月14日午後2時〜4時、「2005年度活動報告会」(東京大学山上会館会議室)
1月、アンジアマンギラーナ監視森林生まれのアイアイの繁殖に成功。
1月20日〜2月18日、現地活動(島代表と井上清司)。「ヒューマニュール・トイレプロジェクト」(「トヨタ環境助成プログラム」による)など(詳細:『ソトコト』5月号14〜17頁)。
3月 MAFからの活動報告(2005年)・活動計画(2006年)提出。
3月25日、マダガスカルに送る車をトヨタランドクルーザー(VHDH8 1V改)に決定(「トヨタ環境助成プログラムによる)。
3月下旬、島泰三著「マダガスカル アイアイのすむ島」出版。
4月3日午後6時〜8時、「理事会」(本郷三丁目『麦』)
5月25日 島代表講演。富津市社会福祉協会「児童虐待について」(民生委員対象)
5月27日 島代表講演。到津の森公園「フィールドトラックの見分け方とサルの観察」(ボランティア対象)
6月17日、「マツザカヤ・ロハス・マイ・トーク」に島代表出演。
6月26日 島代表講演。大阪産経新聞文化厚生事業団主催「冒険について」(保育園などの職員対象)。島代表ラジオ出演(文化放送「くにまるワイドごぜんさま」)。
6月下旬、購入したランクルを輸出。マダガスカル到着は8月。
7月 アイアイ・ファンドのホームページ常時更新(小林ゆきさん担当)。佐藤純子さんの漫画が掲載される。
7月18日午後6時〜8時、拡大理事会(本郷三丁目『麦』)
7月20日、「戦う動物園―旭山動物園と到津の森公園の三十年」(小菅正夫・岩野俊郎著、島泰三編、中公新書)刊行。
7月25日、『ジジといっしょにどうぶつえんにいこう』(島泰三作、青木保写真、佐藤純子イラスト、私家本)製作。
7月28日〜8月29日 島代表、マダガスカル滞在。
8月10日、TBS「クイズ!日本語王」に、アイアイの説明で島代表出演(ビデオだけ)。
8月12日、インドリ撮影(TBS「どうぶつ奇想天外」)。
8月21日、島代表、厚生大臣一行をチンバザザ動植物公園で案内。
8月25日、ランドクルーザーは到着したが、関税計算のため入手できず。
9月25日〜11月18日、島代表マダガスカル滞在。ランクル登録は10月下旬。
9月27日〜10月4日、TBSチームの撮影に協力。
10月7日〜15日、赤松拓さんと島代表はアンジアマンギラーナ監視森林縦断および山火事の消火活動、バナナプロジェクト、公衆用バイオトイレプロジェクトなどの活動。
10月17日〜11月1日、TBSチームの撮影協力。
11月7日〜17日、NAF視察団マダガスカル訪問。新しいランクル利用。
12月15日午後6時〜8時、拡大理事会(本郷三丁目『麦』)、その後忘年会。
12月18日、島代表と庄司龍は、「午後のサロン」での講演と音楽の紹介の件で銀座十字屋社長と相談。

【2007年】
1月21日、TBS「どうぶつ奇想天外」でインドリ紹介など。
1月22〜26日、ラジオJウェーブで小黒さんと対談。マダガスカルの話など。
1月25日、ハノーバー大学よりアンジアマンギラーナ監視森林のネズミキツネザルが新種だったと報告あり(ホームページで紹介中、右:佐藤純子さん描く)。
1月27日午後2時から4時。於:東大山上会議所2F研修室。
2月7日TBS「一秒の世界」でアンジアマンギラーナ監視森林の大山火事。
2月17日〜19日、日本アイアイ・ファンド(6名)とグループ助け合い(10名、横浜:清水雅子理事長)の合同旭山動物園視察旅行(ただの観光旅行ですが)。
2月18日、「どうぶつ奇想天外」でチンギのカンムリキツネザル
4月、「翼の王国」(全日空機内誌)で4月号から島泰三「水族館紀行」の連載掲載開始。
4月21日、「銀座十字屋午後のサロン」で、「森よ永遠なれ〜マダガスカル「時の箱舟」作曲者の庄司龍さんとともに〜」講演会。「時の箱舟」の3曲の映像(正木徹編集)を発表。
3月、北九州市「シファカ計画」報告書作成。
5月14〜16日、大分県宇佐郡院内の日本アイアイ・ファンド耶馬溪山荘完成記念式典(実態は、岩野理事の隠居所落成)。参加者12名。アイアイ・ファンド耶馬溪山荘に泊まったのは、岩野、庄司の二人組のみ。残りは正木さん友人の湯布院別荘に宿泊。アイアイ・ファンド初の山荘の行く末が案じられる。
5月25日、野村自由学校(野村証券の会議室で放映)で「アイアイと自然保護」の放送。 5月29日、ロレックス賞に応募。
6月20日、学習研究社より島泰三著「人はなぜ立ったのか―アイアイが教えてくれたこと」刊行。
7月13日午後5時〜、「拡大理事会」(本郷三丁目『麦』)
8月25日、読売新聞日曜版、「不屈のひみつ」欄で島代表が紹介される。
9月、ロレックス賞応募プロジェクト「マダガスカルにおけるレムール類の分布調査」5キログリッドソフト完成。データ入力作業開始。
9月15日、島代表の著作を原案にして構成されたTBS「世界ふしぎ発見!」放映。Vtrでゲスト出演も。
10月1〜4日、NHKラジオ第一の番組「ラジオ深夜便」に島代表が出演。テーマは「アイアイが教えてくれたこと。
10月8日〜19日、アンジアマンギラーナ現地調査
10月20日 アンカラファンチカ国立公園視察、撮影(マングースキツネザルほか)
10月23日、ヌシベ、ディエゴ・スワレス、アンカラナ保護区など調査
10月27日、28日、「横浜国際フェスタ」(所:パシフィコ横浜、横浜市主催)JICAブースにて、日本アイアイ・ファンドの活動を紹介する展示を行う。
11月6日〜12月2日、JICA横浜にて「マダガスカル展」開催(日本アイアイファンド、JICA横浜共催)。
11月30日午後6時〜、「拡大理事会」(横浜市桜木町JICA横浜会議室)

【2008年】
2月2日、「活動報告会」と懇親会。
3月、日本アイアイ・ファンド公式サイト内に「5キロ区画でのマダガスカル全土レムール調査について」詳細を紹介するページを設置。「マダガスカル全土レムール類分布調査対象地域の地図」を発表。
6月、環境教育映像教材「森を守る」(ナレーション入り)仮編集完成。拡大理事会。マダガスカル語用映像テロップ完成。
7月、大阪府堺市でのパネル展「アイアイとマダガスカルの森」(主催「堺市こども文庫連絡会」)、ワークショップ「アイアイの指のひみつ」(8月2日)、講演会「人はなぜ立ったか―人類進化の謎」(8月3日)。
8月、山口大学医学部、財団法人日本モンキーセンターの「市民大学講座」で講演。山口県山陽小野田市の放送大学での島代表の集中講義が十一時間十五分だったので、気合を入れるため、下関の沖合の蓋井島で合宿。アフリカからのメンバーも来て…。
9月、今年は去年の失敗は繰り返さないという決意を固め、慎重に準備しました。捜索用ライト、バッテリー、ビデオカメラ、大型三脚、スピーカー、ショックアブソーバ、資料、現地世話人のララに頼まれた物などなどのため、島・正木両人の荷物の合計重量は75kgに達し、航空会社から一度は断られました。窓口嬢の立ち往生に責任者が出てきて、「今回だけは」と一言。老人二人、大荷物をマダガスカルくんだりまでかついで行くのはよほどのことと、さすがはタイ航空の大物責任者で、見てとったらしい。
10月、環境教育教材「森を守る」マダガスカル語版ナレーションの録音・編集。アンジアマンギラーナ小学校で環境教育教材「森を守る」映写会。去年に続く大観衆と大歓声の中。
そして、アイアイの撮影に成功。専門家としてブルノー、ガイドとしてマルク、ティラ、クラニは実によく頑張り、NGOミアビも協力して、マンゴーは雨のように降り…。キャンプ二日目の夜にアイアイを撮影し、翌日は親子も撮影できました。
11月24日、拡大理事会。日本アイアイ・ファンドの趣旨に賛同してくだっている神奈川県座間市のコーヒー店「コーヒーノート」さんがマダガスカル産アラビカ種100%の「アイアイのコーヒー」を発売。
12月、「エコプロダクツ2008」(@東京ビッグサイト)学習研究社のブースにて、日本アイアイ・ファンドの活動が紹介される。

【2009年】
1月24日、活動報告会(@東京大学山上会館会議室)。「2008年活動報告映像報告」撮影&編集:正木徹。アイアイの食べ痕のあるラミー&「アイアイの食べ痕について」を配布。
3月13日、WOWOWのドキュメンタリー番組『Quest 探究者たち』で「日本の動物園を変えた男たち」(小菅旭山園長、岩野到津公園園長、島代表)を制作することが決まった。放送は8月9日(当初、マダガスカルの予定だったが、政変でケニヤに変更)。
3月30〜31日、旭山取材(岩川、正木)。
4月19日、朝日新聞でマダガスカルの環境もんだいについて連載開始(マダガスカルで石原さん、東京で島代表が取材協力)。
4月20日、映像版『時の箱舟』最終章「シュヴァリエ賛歌」完成(正木)。 5月3日、上野動物園、正田先生と動物園協会スタッフに会う。アイアイの森開所への協力(ラミーの食べ痕)。『どうぶつのくに』へ原稿「動物園ののどかな午後に」を送る。
5月23日、上野動物園でアイアイの森開設式(米倉さん出席)。
6月12日、拡大理事会(@麦)。
8月9日、WOWOWのドキュメンタリー番組『Quest 探究者たち』で「日本の動物園を変えた男たち」(小菅旭山園長、岩野到津公園園長、島代表)放送。
9月10日、拡大理事会(@麦)。
9月21日、上野動物園でアイアイのすむ森オープン記念イベント。島代表講演。
10月4日、BSテレビ朝日「しあわせロハス」に島代表が出演。テーマは「生物多様性入門in上野動物園 〜動物園は地球を知る入口だ!〜」。

【2010年】
1月下旬、島代表著『孫の力』刊行。イラスト、佐藤純子さん。
2月16日 アイアイ・ファンド活動報告会、国立動物園発起人会第二回幹事会
2月23日〜3月23日、マダガスカル(島・赤松)。
3月6日〜16日:ブルノー氏と赤松氏によるラミー種子収集と苗床作り。アンジアマンギラーナ:2000個分の苗床。今年分の育種:5150個。残り、予備として200個。
4月24日、アイアイ・ファンド拡大理事会
5月11日、小黒、奥村、島会談。国立動物園の件、その他
6月23日、島、日銀野田委員と対談(9月刊行の季刊誌「にちぎん」に掲載)
7月1日、岩野、奥村、島会談、国立動物園の進行について。雑誌『孫の力』創刊について小黒氏より相談。
7月14日、奥村・正木・島、国立動物園構想について。
7月20日、清水・庄司・赤松・山吉・島、国立動物園構想ほか。
10月1日〜11月7日、マダガスカル、島・岩野(ジャイカ派遣)・阿部(NAF派遣)。
10月4日、午前、ジャイカ事務所。午後大使に会う。
10月5日、午前7時半、高等教育省SGと会う。9時、園長と部長会談。10時半、リディアを長とするアンケート調査会立ち上げ。
10月6日、午前ジルベール・クローディーヌ両氏との会談。
10月9日、ディエゴ行きは6時間遅れ。大使夫妻とディエゴ病院訪問、特殊潜航艇慰霊碑参拝。
10月10日、アンカラナ国立公園。
10月11日、朝焼けを撮影。クラニ氏の家で、ラミーの苗を見る。千五百本の苗ができていた。3月に2300個の種子を植えた成果。60本を掘り出して、タナに持って帰る。
マルク、ティラ両氏と村民たちはマナサムディ第10番境界標識への登り道を舗装しようとしていた。マルク氏は「営林署の協力で、1200万アリアリをかけて舗装をすることになった。マルバトレーナへタクシーブルースの道ができる」と得意そう。
11月2日〜3日、アンダシベ保護区へ。ベチブカ川沿いに繁殖センター適地を探す目的もあったが、金色のカンムリシファカとインドリの撮影も目的。阿部氏は夜間観察でヒガシアバヒ、グッドマンネズミキツネザルも撮影。
11月3日、バタフライファームでカメレオンなど撮影。チンバザザ公園に戻り、アイアイの撮影。
11月4日、午前フォローアップ調査の報告会議、正午昼食会。夕刻、アイアイの撮影。
11月6日、監視カメラの設置、ブルノー氏との打ち合わせ、石原氏会談との話
11月8日、島、帰国
11月10日、島・正木、マダガスカル映像確認16時間分。
11月11日〜24日、MAFブルノー氏によるアンジアマンギラーナ現地保護区植林活動。
11月12日、島・正木・奥村、国立動物園の件。
11月27日、アイアイ・ファンド帰国報告会
12月25日、現地で植林活動を行ったブルノーからの報告はメールで送られたほか、会計報告、領収書と写真CDを石原氏に託されたものを入手した。

【2011年】
2月12日、東大本郷キャンパス山上会議所にて活動報告会
2月17日、YouTubeに「日本アイアイ・ファンドチャンネル」を開設。
6月24日、都内の公立保育園にて、日本アイアイ・ファンドオリジナルの紙芝居「おとなりのアイアイさん」(作・絵:佐藤純子)を上演。島代表によるマダガスカルの自然のスライド解説、質疑応答コーナーもあり、園児たちに大好評を博す。
11月26日〜12月10日、マダガスカル現地で現場視察、植林等の活動を実施。
12月6日、クラニの苗畑に行き、ラミーとアカシアの苗数百本確認。第10境界標識まで登り、500本のアカシア植林地を見た。
12月7日、保護区のキャンプ地(アナラランベ)コビトキツネザル、ネズミキツネザルを数頭みつけた。
12月8日、100本のラミーと60本のアカシアを基地周辺(タナンバザー)に。
12月9日〜18日アンツイヒ北アンタンバオで苗購入。苗用袋制作。ラミーの基地周辺での植林。ラミーはアンジアマンギラーナ川上流域のアナラランベとアンダバカンジャ間の河原とその周辺に2〜3メートル間隔で540本を、アカシアはマナサムディ山頂上付近に1ヘクタールあたり400〜500本の密度で870本をそれぞれ植林した。
ラミーの種子は830個、アカシアの種子は3280個をそれぞれ作成したビニール製苗用袋に植え、クラニ所有の苗畑に植えた。
12月14日、石原さんのアンタナナリヴ北部郊外のアンブヒジャヌ村「マダガスカルで一番美しい村をつくる」計画現地に60本のラミーが植えられていた。

【2012年】
元旦、相原さん(パリアイアイ・ファンド代表)がルワンダから連絡。ゴリラ計画始動。
1月20日、「祖父母研究会」主催の下関での『孫の力』講演会。山内英雄「J-YOGA整体」も実施。
1月21日、北九州大学での講義『親指と直立二足歩行』、DVD 「アイアイとオランウータン」を紹介。
2月11日、アイアイ・ファンド報告会。午後5時半から懇親会。
3月2日、東村山の保育園『空飛ぶ三輪車』で、紙芝居『おとなりのアイアイさん』(佐藤純子作:使用ご希望の方はご連絡ください)。
3月22日〜31日、MAFとチンバザザ動植物公園によるアナイジャヌ村での植林活動。
5月31日〜6月23日、MAF ブルノーさんによる現地事業
6月8日、山口県立下関西高校文化講演会での講演「青春の取り返しはつかんぞ」
6月末、DVD『知られざる熱帯大陸マダガスカル』完成。
6月12日〜7月16日、アフリカ、マダガスカル遠征
6月16日、ゴリラ・ネーミングセレモニーで日本人初の名づけ親となる。
7月5日、NHK取材班とチンギドベマラハ世界遺産地域の入り口、ベクーパカで合流。
7月15日、サイクロンで倒れかかったラミー(アンタナナリヴ事務所庭)を立て直す。
8月22日、「わたしのジイジ」、「空飛ぶ三輪車」2曲録音。作詞島 泰三、作曲庄司 龍、歌鈴木佐江子、台詞島和香奈。
9月1日〜3日、愛媛県愛南町で「エコスクール」に講師として参加。
10月13日、NHK『グレイトネイチャー』で「針山の奇景―チンギドベマラハ」の放映。
11月3日〜11月24日、2012年第二次マダガスカル遠征
11月4日、石原さんプロジェクトエリア、アンタナナリヴ北部郊外のアンブヒジャヌ村「マダガスカルでいちばん美しい村」へ。
11月5日、アンタナナリヴを出発し、北端の町ディエゴスワレスを経由して、アンジアマンギラーナへ向かうも保護区まで届かず、引き返す。

【2013年】
1月19日、お茶の水でマダガスカル関係者による食事会。
2月1日 新任の細谷龍平駐マダガスカル大使および川口前大使と会う。日本政府は昨年11月にマダガスカル政府を暫定的に承認した。本年五月と予定されているマダガスカルの大統領選挙が行われれば、政府援助も再開するとのこと。
3月16日 日本アイアイ・ファンド活動報告会
4月28日 埼玉県こども動物園内「大東文化大学ビアトリス・ポター資料館」(ピーターラビットの作者)開設七周年記念講演「『ピーターラビット』の動物たち」
5月4日 午後7時半から9時、NHKBSプレミアムで「体感グレートネイチャー、TV初!”驚きの大地”スペシャル」放映
5月25日、26日 「ゴリラフェスタin 上野動物園」日本アイアイ・ファンドのメンバー(10名以上)がぬいぐるみを着て、講演に出て、土産店を出して協力しました。
7月18日 千代田区立富士見小学校環境教育講演会「サルたちの遊び」島の孫の通う小学校での講演は、アイアイとカンムリシファカの映像を中心に遊びについて話をしました。
7月末、『日本水族館紀行』(木楽舎)刊行、阿部雄介(写真)、島 泰三(文)
8月14日 BSプレミアム特集番組 「超常ファイル ダークサイド・ミステリー」放送。栗山千明とスタジオ部分での出演。
8月31日 愛媛大学うみらいく講演会「伊予の海辺からの再生」アイアイ共和国建設を掲げる愛南町のアイアイ・ファンド・メンバー山浮ウんの企画で、愛媛大学の海洋施設で日本の海の多様性とその回復を軸に話をしました。また、同時に『日本水族館紀行』出版記念の講演会が開催され、トークショーと日本ヨガカレッジの山内英雄学長のリセット・トレーニングも紹介されました。
9月15日 大分県の水族館「うみたまご」講演は【高崎山ホール】にて。遠藤東大教授、山内会長(ジャパンヨガカレッジ)、島泰三。
10月4日 拡大理事会 植林事業助成金への申請状況を報告、昨年度の植林結果と調査基地改修、11月マダガスカル調査計画、現地平間シスターへのお礼の件、来年度計画など。
10月20日 下関海響館にて講演会「夢の水族館で心も体もリフレッシュ」。遠藤東大教授、山内会長(ジャパンヨガカレッジ)、島泰三、阿部雄介。
10月22日〜 アクアプラント守亜和由紀さん参加の「レムールサーカス〜原猿とマダガスカルの生きもの展〜」開催。
11月5日 マダガスカルへ出発 同日午後10時10分、イヴァット国際空港着
11月10日 午前2時、阿部さん到着。午後3時25分、東海岸サンババへ出発。
11月11日〜12日 マルジェジ国立公園視察。キヌゲシファカ撮影。
11月23日 日本大使と昼食、ジルベール園長らと夕食。
11月29日 マダガスカル出発。11月30日、帰国
12月7日 池袋ジュンク堂でのトークショー。「日本の水族館は世界一」。

【2014年】
3月15日 日本アイアイ・ファンド活動報告会(東大山上会館)
苗畑、植林活動継続。レムール・サーカス(代表 守亜和由紀)参加。
国際緑化センター助成、植林適地調査。上野動物園のアイアイ、サンディエゴ動物園に。

【2015年】
1月25日 上野動物園にて『ゴリラ来日60年記念講演会』。
2月11日 アイアイ・ファンド年次活動報告会。38人参加。懇親会32人。
4月15日 アイアイの新分布についての論文整理。
4月24日 福音館「シファカの森」原稿を完成。
6月1日 アンジアマンギラーナの森林監視員のマルクが死んだとの連絡。
7月2日 国土緑化機構助成の植林事業開始。ブルノーに連絡。
7月14日 日本―マダガスカル協会総会。
7月28日 宇部から2016年ときわ動物園グランドオープン時の講演会。
8月2日 アイアイ・ファンド理事会。
8月23日 中央大学で進化学会公開講演会。
9月4日 日本全国動物園のサルの映像のまとめ(正木編集)
9月9日 アイアイ・ファンド報告:ニュースをふたつ。
ひとつは、国土緑化機構の緑の募金に植林計画「マダガスカル、アンジアマンギラーナ監視森林とその周辺地域での植林」に応募したところ、承認されました。面積3ヘクタールにラミーなど1800本を植えるという事業です。
もうひとつは、上野動物園のアイアイがイギリスに送られたという新聞報道(東京新聞、2015年9月9日朝刊)です。昨年、アメリカのサンディエゴ動物園に送られたのに続いて、第二弾です。
10月13日、科学博物館で、TBS番組「マダガスカル」2時間分のスタジオ録画。
10月25日、広尾でマダガスカルフェスタ(史上初)へ。エドさん(元マダガスカル国大統領顧問・アンタナナリヴ市長、現在亡命中)に会う。

【2016年】
1月13日〜2月4日 マダガスカル植林事業。
3月19日 宇部市ときわ動物園グランドオープンと「ふしぎの島 マダガスカル展」、「ときわ動物園グランドオープン、記念シンポジウム&講演会」 島泰三講演『マダガスカル―サルたちの生まれた島―』
4月9日 日本アイアイ・ファンド年次活動報告会。
5月30日〜6月20日 マダガスカル北部調査。
7月3日 アイアイ来園15周年記念講演会。
8月20日 中公新書『ヒト―異端のサルの一億年』刊行
9月4日 「マダガスカル研究報告会」東大総合研究博物館展示室。
11月26日〜12月19日 マダガスカル植林事業。

【2017年】PDFの活動報告書はこちらです
2月4日〜5日 マダガスカル国際シンポジウム。
4月2日 日本アイアイ・ファンド活動報告会と懇親会。
4月21日 「遠藤研ゼミ:アイアイは川を渡るか?」
5月14日〜20日 バリ島
5月30日 別冊宝島『最新学説で読み解く人類20万年の歩み』の校了。
9月4日〜13日 デューク大学とブロンクス動物園訪問。
9月25日〜10月24日 マダガスカル
10月5日 アンジアマンギラーナへ。仕事はふたつ。ひとつは動物調査、もうひとつは植林。車も二台。手分けして、仕事を進める。
10月14日 竹田班アンタナナリヴに夕刻着。竹田さんの行った場所の先には、密林があり、アイアイの可能性もあることが報告されました。
10月20日 植林班、アンタナナリヴに到着。木曜市の日。チンバザザ動植物園で竹田さん・ブルノーさんと合流しジルベールさんに会う。

【2018年】PDFの活動報告書はこちらです
3月4日 日本アイアイ・ファンド活動報告会と懇親会。
3月24日 東京動物園協会、講演会
7月18日〜8月1日 愛ちゃん、そのママと祖父母、そして下関の近藤さんという五人組でマダガスカルへ
11月25日 マダガスカル7月報告会
12月7日〜21日 マダガスカル現地調査・作業

【2019年】PDFの活動報告書はこちらです
3月17日 アイアイ・ファンド総会
9月1日 大阪にて下関西高「旭陵同窓会関西支部」にて講演会「霊長類学的世界史観察、あるいはアイアイから見た日本人の未来」
9月13日金曜日仏滅 島泰三出版記念会 於:講談社26階
11月29日〜12月20日 マダガスカル現地調査・作業

【2020年】
3月4日 コロナ緊急事態宣言。17日 石原さん葬儀。
4月20日 マダガスカルでコロナ新薬発表。マダガスカルからは死者はゼロだが、交通が途絶え、苗が全滅と報告あり。
5月24日 『マキベと愛の物語』(のち『レムリア物語』と改題)にとりかかる。
9月14日 アイアイ・ファンド拡大理事会リモート会議。
11月17日 マダガスカルから送金要請。30日 三菱UFJ銀行では送金できず、ウェスタン・ユニオンを経由して送金。送金情報をマダガスカルに送って2時間後に「入手」と返事。「日本の後進国化についての一考察:国際化に対応できない日本大手企業と政府」

【2021年】PDFの活動報告書はこちらです
1月13日 マダガスカルへ植林関係費用などの送金。
2月10日 宇部市ときわ動物園でマダガスカル展示会開催(2月末から5月)。20日 1980年代映像をデジタル化。1巻45分の45巻分。26日、ブルノーさんから報告第二弾ではドローンでの撮影。
4月12日 マダガスカルへの送金。ララさんもブルノーさんもコロナに感染して、ララさんは呼吸困難。ブルノーさんは仕事もなく、薬も買えないと。14日、マダガスカルのコロナ感染者支援のためアイアイ・ファンドメンバーから寄付。ほんとうにありがたい。
6月10日 マダガスカルへ送金。ララさんたちのコロナ感染はなんとか治癒した。
7月1日 緑化協会より2021年度補助決定通知。7日 島代表はJTS学術賞を受賞。佐々木伸雄先生(元東大教授、マダガスカルに行ったリリの主治医)の推薦。
9月23日 宝島社が新聞広告で「自宅療養などという医療責任を放棄した政策が行われるようなひどい国になってしまったのは、なぜか」と。この国はほんとうにダメかも。30日 宇部市ときわ動物園のビデオ講演用資料編集。
10月22日 NHK番組『チコちゃんに叱られる』で「親指が太いのはなぜ?」放映。

【2022年】PDFの活動報告書はこちらです
1月19日 赤松さんへ「マダガスカル情勢」報告。
4月28日 メディアマジックの創立25周年記念絵皿を受け取る。里見社長は1994年に島とマダガスカルで出会ったという縁だけで、ここまで付き合っていただいている。
5月14日 日本アイアイ・ファンド2021年度活動報告リモート会議
10月20日 マダガスカル行きのためにワクチン接種3回目。10月31日 正木さんからマダガスカルへの大型カメラと三脚を受け取る。マダガスカルの友人たちの自活道具としてもって行く。
11月25日 マダガスカルへ出発。
11月28日 アジャさんとアンタナナリボ中心部にあるアクサ・テニスコートで会い、現地の植林、苗畑、作業員の状態を聞く。
11月30日 アジャさんがアンジアマンギラーナから運んできたラミー、カシュー、ラフィアの種子を選別し、乾かす。
12月4日 あまりの疲れで3日の夕方は午後5時の停電とともに寝て、零時に起きて旅行用荷物をまとめて、また眠る。午前5時半出発。(悪路、興奮、そして熱波)12時間後にアンジアマンギラーナにたどりついたが、前日の排気ガスによる喉の痛みもあり、体はぼろぼろになっていた。ホテルのベッドに倒れこむ。翌12月5日はまったく起きあがれない。
12月6日、アンジアマンギラーナ村に行くと、苗畑責任者のクラニさんはサソリに刺されて療養中。苗畑をまわり、マナサムディ頂上の植林地へ登る。苗畑と植林地の現状は『残るべきところは残った』というものだった。植林地に木々がまったくなくなっていることも想像していたけれど、そうではなかったのは救いだった。特にアカシアは大きくなっていた。大森林とはいかないが、とにかく2ヘクタールほどは林となり、その間で小さなラミーやバオバブがところどころで頑張っていた。植物が偉い!
12月7日 午前9時、調査基地に現れたブルノーさんは意気軒昂!「アイアイか、任せておけ!」と。島代表とボスコーさんはそのままアンタナナリボへ。アジャさん、ブルノーさんは現地に残り、アイアイの救出と植林、および調査基地の整備を担当した。
2022年12月12日アナラランベキャンプ地に現れたアイアイ。首輪が確認できる。元気だった!
12月12日 アジャさんに連絡する。彼は明日アンタナナリボ着、ブルノーさんは15日着とのこと。彼らは首輪をつけたアイアイを確認し、写真も撮った。
12月14日 これまでいろいろお世話になったオピタル・スールの平間シスターへ、事務所に積んである本をまとめて段ボール箱3個にして、あめ玉の大袋を添えてクリスマスプレゼントにさせていただいた。
12月15日 午前10時、ブルノーさん、アジャさんの報告を受け、データを取りこみ、支払い。彼らは島代表の日程に合わせて、その限度まで精いっぱいの仕事をしてくれた。それはこれまで植林してきた主要な部分の再植林であり、No.10標識から2010年、2015年以降2017年浜口植林地とその先の2018年植林地までの間の長径1キロメートル、ほぼ10ヘクタールに及ぶ植林だった。これを支える苗木、人力、牛力、そして人の輪があった。
12月17日 島代表帰国。


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